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先輩インタビュー INTERVIEW

高度急性期病院から転職。認定看護師を目指していた私が大久保病院を選んだ理由

兵庫県明石市・大久保にある特定医療法人誠仁会大久保病院 手術室で働く看護師

手術室 師長 原(手術看護認定看護師)

看護学校を卒業後、兵庫県内の高度急性期病院に新卒で就職。年間約8,700件もの手術を行う病院のオペ室で長く勤務。結婚を機に明石市に転居し、2017年4月に大久保病院に入職。現在は手術室の師長を務め、認定看護師として院内の人材教育プログラムの作成や看護学校での講師なども務める。

<目次>
男性看護師としてのキャリア
大久保病院を選んだ理由
認定看護師としての役割
手術看護を学びたい人へ
今後の目標

私が看護師になるまで

前職は600床以上ある地域医療支援病院で、年間救急搬送受入数も5,300件以上ある大きな総合病院で長く手術室看護師として勤務してきました。

看護師を目指す前は、学生時代ずっと続けてきたサッカーが強い大学への進学を目指していました。しかし、受験に失敗して2年も浪人生活を送りました。この先どうしようかと悩んでいた時に、看護師である母から知り合いの男性看護師を紹介されて、透析室で看護助手として働きました。そこで看護師として生きていく覚悟ができ、浪人3年目で看護学校に進学しました。随分遠回りをしました。

男性看護師としてのキャリア

看護師だった母からは、「看護師の世界は女性社会。その世界で男性看護師として生きていくには仕事ができなければ信頼を得ることはできないよ」と言われていました。その言葉は看護師になってからもずっと心に残っていました。前職では新卒からずっと手術室で長く経験を積み、専門的な知識・技術を身に付けていく中で、『チャンスがあったら、認定看護師の資格取得を目指そう』と考えていました。

兵庫県明石市・大久保にある特定医療法人誠仁会大久保病院 手術室で働く看護師

大久保病院を選んだ理由

結婚を機に明石市に転居しました。そこからしばらくは前職場に通勤していたのですが、1時間弱かかってしまうため、家庭のことになかなか時間が使えなくなっていました。ワークライフバランスの観点で、家の近くで腰を据えて長く働ける病院を探して、大久保病院と出会いました。私が大久保病院に入職を希望した決め手は、『整形の手術をもっと勉強したかったこと』と『認定看護師にチャレンジさせてもらえる環境があった』からです。

大久保病院の整形外科は脊椎・関節等の専門医が集まり、高齢者から若者のスポーツ整形まで幅広い手術・治療を行なっており、私が学びたい分野で様々な症例に触れることができると考えました。

また、面接の時に「認定看護師を目指したい」というお話をさせていただいたところ、認定看護管理者の資格を持っている看護部長からは「バックアップするから、どんどん勉強して」と言って頂けました。他の病院だと何年間か働かないといけなかったり、順番待ちをしなければいけないところもあると聞いていたので、とてもありがたい環境だと感じ、大久保病院への入職を希望しました。

兵庫県明石市・大久保にある特定医療法人誠仁会大久保病院 手術室で働く看護師

認定看護師としての役割

認定看護師の役割として、『実践・指導・相談』という3つの大きな柱があります。大久保病院での私の役割として、これまで「新人教育のプログラム作成」「科学的根拠の伴う看護実践に向けた勉強会の実施」に取り組んできました。所属する手術室では、毎月勉強会を実施しています。最初の頃は自分でやっていましたが、今では現場のスタッフが持ち回りで毎月の勉強会を企画・運営できるようになっています。

やる気スイッチを入れてあげる教育プログラム

新人教育のプログラムについても、これまでの内容をバージョンアップさせて、より実践的な内容を盛り込むようにしました。講義形式で体系的に学んだ後は、各病棟に合わせて作った事例を使ってグループワークを行い、より現場で使える知識として定着させることを狙っています。

新しい知識・技術を学んでいく上では、主体性を持って積極的に発信し、指導を受ける姿勢が重要です。私は研修自体を、新人看護師たちの主体性を引き出す、やる気スイッチを入れてあげられるようなものにしたいと考えています。研修の題目一つとっても「なんだか面白そう!」と食いつくような表現に変えていこうと思っています。そして、研修で学んだことを「現場に戻って意識する」ということをいつも伝えています。

学んだことを意識して、いざ実践につなげてみようと思ったら上手くいかない。そうすると、自然と振り返りをしたり、もう少し自分で勉強してみようと意識が変わっていきます。そんな風に主体性を引き出すきっかけを新人教育のプログラムとして用意できるようにしたいと考えています。

兵庫県明石市・大久保にある特定医療法人誠仁会大久保病院 手術室で働く職員たち

やる気のある人、手術看護を学びたい人

現在、オペ室には30〜40代の看護師が多い。20代の新人看護師も配属されています。オペ室は勉強会も活発で、みんなで学んでいく風土は作れてきたかなと感じています。

また、大病院に比べると医師の数がそんなに多いわけではないので、看護師に求められる役割も幅広く、大病院では経験できないような実践的な学びを得ることもできます。やる気があって、どんどん実践力を上げていきたい看護師にとってはオススメできる環境です。

資格取得等のバックアップ

認定看護師の取得に向けては、病院の資格取得支援制度で金銭的なバックアップもいただきました。また、半年間現場を不在にする間は、医師の協力や理解、そして同僚の看護師たちが代わりに役割を担ってくれたおかげで勉強に集中することができたと感じています。改めて当時を振り返って、周囲のスタッフには本当に感謝の思いでいます。

兵庫県明石市・大久保にある特定医療法人誠仁会大久保病院 手術室で働く看護師

今後の目標

入職当初は、自分自身の実践力の向上だけを強く意識して働いていました。認定看護師となり、師長を任せていただくようになってからは、自分以外の周りのスタッフから「良い看護ができた!」という話を聞けた時に、やりがい・喜びを感じるように変わってきました。今後は、新人教育だけでなく、ラダー教育など病院全体の教育プログラムの向上にも取り組んでいき、安心・安全・当院でできる最善の医療につながる看護の提供、これを個人ではなくチームで実践できるように、組織・チームへの働きかけにも参加していければと思います。

またプライベートでは、子どもが目標を持って何かに頑張れる環境を作ってあげられる父親になりたいと思います。

(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)


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