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先輩インタビュー INTERVIEW

幅広い経験とスキルアップができ、 臨床工学技士としての価値を高められる病院

兵庫県明石市・大久保にある特定医療法人誠仁会大久保病院の手術室で働く臨床工学技士(ME)

臨床工学技士(ME) 末田主任

広島国際大学 保健医療学部を卒業後、地元広島の慢性期病院に臨床工学技士(ME)として新卒で就職。その後、急性期での経験を積むために関西の病院に転職し、管理業務も経験。結婚を期に兵庫県明石市に転居し、2022年4月に大久保病院に中途で入職。

<目次>
私のMEキャリア
大久保病院を選んだ理由
ワークライフバランスを保てる職場環境
今後の目標

臨床工学技士(ME)を志したきっかけ

地元に医療系の大学があったことと、そこで見せてもらった動画の中で臨床工学技士について知ったことがきっかけです。看護師とかに比べても知名度も低く、資格保有者もそんなに多くはない。それが逆に「希少価値が高そうな職種だな」と思い、興味を持ちました。もともと機械系にも興味があったので、臨床工学技士を目指すことにしました。

私のMEキャリア

自身のスキルアップを目標に、これまでいくつかの病院で働いてきました。基本的な医療機器管理業務にはじまり、心血管カテーテル業務・血液浄化業務、ペースメーカー業務、高気圧酸素療法業務など幅広く経験を積み、20代後半で管理職としての業務も任せてもらい経験することができました。管理業務をしながらも、MEとしてのさらなるレベルアップをしたいと考え、心臓カテーテル検査の症例を多く積める病院での勤務も経験しました。

兵庫県明石市・大久保にある特定医療法人誠仁会大久保病院の手術室で働く臨床工学技士(ME)

大久保病院を選んだ理由

結婚を機に兵庫県明石市に引っ越すことになり、大久保病院と出会いました。就職先としては幅広く診療している病院を希望していました。

大久保病院に面接・見学で来させていただき、臨床工学技士として関われる分野が多いことと、将来性を考えた時に業務改善・業務拡大を行なえると感じて入職を希望しました。

大久保病院で経験できること

大久保病院では手術室に所属し、病院全体の医療機器管理業務をしながら、脊椎手術における運動誘発電位モニタリングを行い、手術をサポートしています。

これまで手術室業務は、麻酔器の点検や手術室モニターのトラブル対応は経験したことがありましたが、手術室にある機器については触る機会がなかなかありませんでした。大久保病院に入職して初めて手術現場にも立ち会いました。これまでは生命維持装置の操作を主に行ってきたので、検査機器である運動誘発電位モニタリングを行うことに当初は戸惑うこともあったのですが、新しく経験できたことで自身のスキルアップにつながりました。

医師の働き方改革の推進に係る議論を踏まえて、臨床工学技士の業務範囲にも新しい業務が追加されています。臨床工学技士としての引き出しを増やせることは、とても大切なことだと感じています。

兵庫県明石市・大久保にある特定医療法人誠仁会大久保病院の手術室で働く臨床工学技士(ME)

ワークライフバランスを保てる職場環境

大久保病院看護部には、現在2名の臨床工学技士が在籍しています。手術室での経験を積んできた同僚と心臓カテーテルでの経験を積んできた私で、お互いの知識・技術を共有しながら協力して働くことができています。

2人とも同年代で、家庭を持ち小さな子どもがいるという共通点も多く、お互いにワークライフバランスを保ちながら働けるように助け合っています。

幅広く学べる環境を目指して

小規模の病院なので、臨床工学技士が任せてもらえることは多く、幅広い視野を持って色んな経験・勉強ができると思います。ジェネラリスト希望の方に向いている環境かなと思います。

以前管理業務をしていた際に後輩の指導・教育も少し経験していたこともあり、大久保病院における新人MEの教育体制を整えていければと現在準備中です。中途の方に限らず、新卒の方にも仲間に加わっていただけるような環境にしていきたいと考えています。

患者さんの顔が見える病院

一人の患者さんを重点的に見られるところは、大久保病院で働く魅力だと感じています。大きな病院だと、件数をどんどんこなしていく感じで、なかなか患者さんの顔を見て仕事をする余裕がなくなってしまう。そういう面では、臨床工学技士も今後患者さんの対応をすることにもなると思うので、患者さんお一人お一人としっかり関わっていける環境はとても良いと思います。

兵庫県明石市・大久保にある特定医療法人誠仁会大久保病院の手術室で働く臨床工学技士(ME)

今後の目標

医療機器のトラブル等は臨床工学技士に連絡する流れが大久保病院内でも浸透してきて、臨床工学技士が主体となって機器管理を任せてもらえるようになりました。現在は2人で業務を調整しながら行なっているところも多く、新しい臨床工学技士の仲間を増やして、私たちができること・仕事の幅をどんどん広げていきたいと考えています。

また臨床工学技士のさらなる業務範囲拡大に伴って、私自身も新たな経験を増やしていきたいと思っています。

(インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)


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