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先輩インタビュー INTERVIEW

中途で入職した私が、大久保病院で笑顔になれた理由

兵庫県明石市・大久保にある特定医療法人誠仁会大久保病院で働く看護師

3・4東病棟 看護師

神戸医師会看護専門学校を卒業後、兵庫県内の急性期病院に就職。外科病棟を4年間経験し、2020年4月に大久保病院に中途で入職。看護師8年目。

<目次>
大久保病院を選んだ理由
心がけていること
抜群の中途受入体制
大久保病院で働く仲間たち
今後の目標

転職のきっかけ

前職場で4年間働き、ちょうど寮を出なければいけないタイミングでした。看護師4年目でしたが、まだまだ自分がどんな分野に興味があるのかを見つけられていませんでした。『今まで経験したことがない分野を学びたい』と考えるようになり、転職を考えました。

私がいる3・4東病棟は、整形外科を主として、婦人科・泌尿器外科・下部消化器外科を診ている混合病棟です。私の希望を聞いていただき配属していただきました。前職では呼吸器外科・耳鼻科・形成外科・上部消化器外科の病棟で働いていたので、新しい分野での知識・経験を日々積むことができています。

私が大久保病院を選んだ理由

寮を出てどこに住もうかなと考えていた時に、地元にも近くて友達にも会いやすい明石市に住もうと決めました。そこからいくつかの病院の情報を集めて、実際に見学にも行きました。その中から大久保病院を選んだ理由は、“中途入職者にもプリセプターが付く”ということと“病棟の雰囲気の良さ”が決め手でした。

見学をした際に、スタッフ間の距離が近くて、柔らかい優しい雰囲気を感じました。働いていた看護師さんたちがみんな目を見て挨拶してくださったことも印象的でした。忙しくても良い雰囲気の中で仕事ができそうだなと感じることができ、入職を希望しました。

兵庫県明石市・大久保にある特定医療法人誠仁会大久保病院で働く看護師

心がけていること

看護師として仕事に慣れてきた頃に、こちらが意識してやった訳ではないふとした言動で、患者さんからとても感謝されることがありました。お食事をお出しする時に袋を開けてあげる、そんなちょっとしたことで「ありがとう」とすごく感謝してくださる患者さんの姿を見て、私自身が入院を経験した時のことを思い出しました。

扁桃腺の手術で入院していたことがあり、初めて患者さんの立場になってみて、普段とは異なる入院生活で感じる不安、そして忙しく働いている看護師に対して声をかけづらいという患者さんの気持ちを経験していました。

私たち看護師からのちょっとした声かけ一つが、入院生活で不安を感じている患者さんにとってはすごく安心感につながることを思い出し、それからは患者さんの病気だけを見るのではなく、周りの環境を注意深く観察して、気になることがあればこちらから積極的に声かけをするようになりました。ゴミが落ちていないか、水筒のお茶が減っていないか、「何か困っていることはないですか?」と声かけをして、患者さんが看護師に何でも相談しやすい環境を作ってあげられるように意識をしています。

病棟が忙しい時でも「何分後にもう1回お話聞かせてくださいね」とか「私たち看護師が絶対いるから、何かあったらボタン押してくださいね」と伝えるようにしています。

兵庫県明石市・大久保にある特定医療法人誠仁会大久保病院で働く看護師

抜群の中途受け入れ体制

中途の受け入れ・フォロー体制が手厚いことは、大久保病院の魅力の一つだと感じています。中途入職者にも相談役のプリセプターが付き、困ったこと・相談したいことを聞きやすい環境があります。先輩看護師は中途で入職された方々も多いので、積極的に声をかけてくれて、すごく溶け込みやすい雰囲気を作ってくれました。

私にとっては初めての分野ということもあり、入職したばかりの頃は中途にも関わらず「これはやったがありません」という場面が多くありました。それでも先輩方は忙しくても嫌な顔一つせずに「じゃあ一緒に行こうか」と一緒に見に来てくれてフォローしてくださいました。基礎的なことでも病院が変わるとやり方が変わるので、一緒に付いて見てもらえたことはすごく心強くて、安心して新しい環境に慣れることができたと思います。

師長・主任さんとの距離も近く、先輩方も本当に皆さん優しいので、分からないことを素直に「教えてください」とお願いできる雰囲気がありました。中途入職者が笑顔になれる、見学の時に感じた印象通りの職場で良かったです。

eラーニングを活用して勉強

前職で経験してこなかった分野を新しく学べる環境を望んで転職しましたが、最初はやはり大変でした。入職当時は『大久保病院ではどんな手術があるのか?』を先輩看護師に聞いて全部メモして帰って、家で勉強をしていました。

前職では勉強会が多かったので、自分たちで勉強会テーマを決めて用意していました。大変ではありましたが、実際に病院である症例に触れながら学ぶことができました。大久保病院ではeラーニングを導入していて、自分でその時に学びたい内容を選択して学ぶことができます。内容は全国共通のものになので、基礎的な知識にはなりますが、家に帰ってから好きな時間に勉強することができる点は良かったです。

兵庫県明石市・大久保にある特定医療法人誠仁会大久保病院 急性期一般病棟で働く職員たち

大久保病院で働く仲間たち

新卒の方もいますが、中途入職者の割合も比較的多いと思います。結婚をして家庭・子育てと仕事を両立するために転職してきた方、大病院での急性期を経験した方が少し落ち着いて働ける職場を求めて転職してきた方、回復期や慢性期を経験してもう一度急性期を学ぶために転職してきた方など、さまざまな経験を持った看護師が活躍している職場です。

兵庫県明石市・大久保にある特定医療法人誠仁会大久保病院 新病棟

新しい病棟

3・4東病棟は、2024年1月に新病棟に移りました。とても明るくて綺麗な病棟は、患者さんやご面会に来られたご家族さん、そして働く私たちにとっても気持ちの良い環境です。

3階と4階で一つのフロアになっているので、リーダー業務の際には患者さんを把握するのに苦労することはありますが、まだ新しくなったばかりの病棟なので、スタッフ同士で協力しながらスムーズに動けるやり方を作っているところです。

兵庫県明石市・大久保にある特定医療法人誠仁会大久保病院で働く看護師

今後の目標

前職では経験できなかった分野を大久保病院では経験させていただき、幅広くさまざまな分野を学んでいく中でぼんやりと「私は消化器が好きだな」と感じました。今後、興味がある分野をさらに深めていくのか、専門資格取得を目指すのか、今はまだ模索中ですが与えられた役割をしっかりとできるようになった上で、目標に向かって学んでいけたらと考えています。

(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)


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