地域包括ケア病棟で働く私が、認知症看護を学びたいと思った理由
関西国際大学の保健医療学部看護学科(三木キャンパス)を卒業後、2022年4月に新卒で大久保病院に入職。3南(地域包括ケア)病棟に所属。
<目次>
・大久保病院で働き始めて
・大久保病院の新人教育
・職場の雰囲気
・今後の目標
看護師を目指したきっかけ
母が看護師で、大久保病院の関連施設である老人保健施設ひらので働いていました。院内保育に預けられていて、母の職場に行ってご利用者様とお喋りしたりすることもあり、小さい頃から看護師の仕事を身近に感じる環境で育ちました。看護師さん達の働く姿をそばで見て、小さい頃から「私も大人になったら看護師になりたい」という気持ちでいました。
大久保病院で働き始めて
実際に看護師として働き始めて、ケアに入った患者さんから「ありがとう」と言ってもらえた時は『看護師になって良かった!』と感じることができました。地域包括ケア病棟では、治療・リハビリをして元気に退院されていく患者さんを間近で看ることもできるので、やりがいを感じています。
一方で働き始めて大変だなと感じたことは、治療の対象となる病気以外に、認知症やせん妄の症状を訴える患者さんも多く、対応の難しさを感じています。
患者さんの気持ち・思っていることにしっかりと耳を傾けてあげる、傾聴の姿勢が大事だと考えています。地域包括ケア病棟は、急性期病棟ほど看護師の数が多くはなく、一方で大久保病院では日帰り入院など短期入院も多く受け入れているため、入退院の対応で忙しくなることも多いです。業務をもっとスピーディーにこなせるようになって、患者さんともう少しゆっくり時間を取って話を聞いてあげられるようにしたいと感じています。
大久保病院の新人教育
大久保病院では、プリセプターの先輩が1対1で新人看護師にしっかりと付いてくれます。他の病院だと1人の先輩に対して新人が数人という教育体制もあると聞いていたのですが、1対1で何でも相談できる大久保病院の教育体制は、じっくり指導してもらえて確実に学ぶことができ、私にはとても合っていたなと感じています。
印象に残っている研修
入職6ヶ月目のフォローアップ研修で、新人看護師の同期達と一緒に明石市にある石ケ谷公園に行ってリフレッシュ研修を行ったのが印象に残っています。病院の外に出て、同期たちと体を動かして汗を流し、そこで親交がさらに深まったことで普段なかなかできない悩みや病棟で困っている事などいろんな話ができました。
入職して半年ほど経ち、受け持ち患者さんの数も少しずつ増えてきて、多重課題に対してどう時間を使っていけば良いかといった悩みをみんな抱えていました。同じ悩みを共有でき、お互いの気持ちに共感し合えた時間はとても有意義でした。みんなで乗り越えていこうという気持ちになりました。
職場の雰囲気
病棟の皆さんはすごく優しくて、分からないことを聞いても優しく教えてくれて、すごく助けられています。地域包括ケア病棟には30代40代のママさん看護師が多く在籍していて、子供の急な体調不良や学校行事の調整もお互いに快く対応しています。
看護師と看護補助者、リハビリスタッフが協働し、チーム一丸となって患者様の退院に向けて笑顔でケアを行なっています。
今後の目標
地域包括ケア病棟に入院されている患者さんの中には、認知症を抱えている方や、急な環境変化でせん妄を訴える方が多くいらっしゃいます。看護師として長く働いていく中で、そういった分野の専門知識をもっと身に付けたいと思い、看護協会などの研修にも積極的に参加していければと考えています。きちんと認知症などの病気についても理解を深め、知識を持った上でケアにあたれる看護師になりたいと思います。
(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
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