接客業から医療事務へのキャリアチェンジ。付き添いで来た私が大久保病院を選んだ理由
医事課 医療事務
接客業をしながら医療事務の勉強を続け、資格取得。2021年5月に大久保病院に非常勤で入職。現在は常勤職員として医事課で勤務。
＜目次＞
・医療事務を目指したきっかけ
・やりがいを感じる瞬間
・医事課でのお仕事
・今後の目標
医療事務を目指したきっかけ
祖母が薬剤師であったため、患者様と接することのやりがいや病院で働く魅力について昔から話を聞いていました。医療事務を目指すきっかけは、テレビで『未経験でも半年勉強すれば資格取得ができ、病院で働くことができる』というCMを見たことがきっかけです。それまでは接客業で働いていましたが、仕事は続けながら医療事務の勉強をして、半年ほどで資格を取得することができました。
私が大久保病院を選んだ理由
医療事務の資格を取得してからは、自宅近くの医療機関で5年ほど働きました。その後、引っ越すことになり前職場を退職。大久保病院を知ったのは、知人の付き添いで来院したことがきっかけでした。
会計を待つ間、大久保病院の受付・医事課で働く方々を見ていたところ、『忙しい中でもお互いに協力し合って丁寧に患者さんに応対している』という印象を受けました。転居してきて、新しい土地で仕事を探していた中で、「医療事務として、こんなチームで働きたい」と強く思いました。そして、非常勤での医療事務の求人募集があったので、入職を希望いたしました。
医事課で働く上で、心がけていること
患者さんの応対時には、医療の専門用語をできるだけ使わないように心がけています。体調が悪く不安な気持ちで来院されているのに、聞き馴染みのない用語を並べられてもよく分からないうえ、余計に気疲れしてしまうのかなと思い、できるだけ分かりやすい言葉でコミュニケーションを取ることを意識しています。
やりがいを感じる瞬間
受付・会計では、たくさんの患者さんと接します。会計を待たれている患者さんの中には、長い時間病院の中にいて疲れている方が多くいらっしゃるため、忙しい時こそ笑顔を絶やさないように気を付けています。
何度か通院されていて顔見知りになる患者さんもいらっしゃいます。「今日で通院終わりやねん。顔を見られなくなるのは寂しいな」と声をかけていただいた時は、とても嬉しい気持ちになったのを今でも覚えています。
医事課でのお仕事
医事課でのお仕事に興味がある方は、資格がなくても問題ありません。はじめは会計窓口にて処方箋の手渡し業務や書類整理などを任されます。会計窓口や受付窓口等の患者対応については、どの作業も慣れるまで先輩スタッフが横に一緒にいてくれるので、安心して仕事を覚えることができます。
実は私は人見知りで、「分からないことがあったらいつでも声をかけてね」と先輩スタッフが言ってくれていても、変に気を遣ってしまって自分からはなかなか声をかけられないタイプでした。そんな時にも先輩スタッフの方から「どうしたの？何か分からないことある？」と声をかけていただいてフォローをしてくださいました。周りの方々の優しいフォローのおかげで、少しずつ自分からも積極的に質問や気になることを尋ねられるようになりました。
職場の雰囲気
大久保病院の医事課は、長く働いているスタッフも入職してまだ間もないスタッフも、みんなが平等にお互いに協力し合って働ける雰囲気があります。また、子育て中や家庭と両立しながら働いているスタッフが多く活躍しています。現在も育休中の方がいます。
医事課では月末から月初にかけてはレセプト業務が集中するので、その期間だけは少し残業が発生することがありますが、みんなで協力して前倒しで終わらせて早めに帰れるように頑張っています。通常業務の時はほとんど残業はなく、シフトで週2〜3回夜間診（17〜19時）の勤務があります。予め分かっている予定なので、プライベートとの両立もしやすく、無理なく働ける環境だと思います。
今後の目標
医事課として、患者さんにより良いサービスが提供できるように、意見を出し合って、業務マニュアルの見直し等を積極的に行っていきたいと考えています。前職時代もマニュアルがなくて、自分が新人として入職して仕事を覚えていく上で困ったことを振り返りながら業務マニュアルを作りました。大久保病院の医事課にこれから入職される方、現在働いているスタッフが働きやすい環境作りに貢献していければと思います。
（写真・インタビュー・文：MottoBrand 福井勝雄）
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